葬儀ローンの人気おすすめランキング!費用の分割払いや金利で比較!
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もしあなたのご家族が突然亡くなったら・・・葬儀費用はどこから捻出しますか?
葬儀費用は全国平均で約200万円と言われている様に、葬儀にはとてもお金がかかります。
貯蓄があれば賄えますが、万が一の時のために「葬儀ローン」というものがあることを知っておくと便利です。
今回は葬儀ローンについて、おすすめローンや支払い方法、金利などを詳しく解説します!
リーズナブルに利用できる葬儀社ランキングは下の記事を参考にしてください。
葬儀社ランキングベスト5!生前に準備して家族の負担を軽減
葬儀ローンの人気おすすめランキング第1位 ろうきん
葬儀ローンの中で1番金利が低いのがろうきんのフリーローンです。
葬儀の為だけではなく、旅行・レジャー・結婚などの幅広いシーンに対応した「フリーローン」や「多目的ローン」を取り扱っています。
フリーローンは目的を限定しないので、葬儀費用だけではなく葬儀後の様々な出費に充てる事も可能です。
葬儀費用の分割払いの条件は?
限度額 10~500万円
返済回数 10年以内(ボーナス併用可)
申込み~融資までの期間 7~10日
年齢 18~71歳(完済時年齢)
保証人 原則不要
申込人の2親等以内の方の葬儀費用であること
労働者であること(自営業は利用不可)
勤続年数1年以上
前年度年収150万円以上
ろうきんの営業区域に在住または勤務している事
口座開設の必要有り
仏具などの組込み可
来店する必要がある
必要書類:本人確認書類(運転免許証etc.)、印鑑、住民票、印鑑証明書、契約書、葬儀見積書、所得証明書、親権者の同意書(契約者が18歳の場合)
ローン金利は?
金利 2~8%(固定金利)
100万円を4.1%の金利で借入した場合は、5年で支払総額は1,107,660円になります。
ろうきんでローンを組むメリットや特徴は?
ろうきんとは労働組合や生活協同組合の労働者達の助け合いを目的に作った共同組織の金融機関です。
営利目的ではなく「働く人の役に立つこと」を最優先としているので、金利が低いのが最大のメリットでしょう。
しかし金利が低い分審査は厳しく、審査だけでも2~3日かかります。
必要書類が多く書類を用意するにも時間がかかるのがネックですが、金利の事を考えると手間がかかってもろうきんを選ぶべきでしょう。
即日支払を条件としている葬儀社では難しいですが、葬儀社によっては葬儀終了後2~3日で請求書をお届けしていますので、10日前後なら支払いを待ってくれる場合もあります。
また、各ろうきんによってフリーローンの条件は異なりますので、どんなフリーローンがあるのか確認しておかれると良いと思います。
葬儀ローンの人気おすすめランキング第2位 オリコ
葬儀社ではクレジットカード会社と提携した葬儀ローンを取り扱っています。
現在提携しているのはオリコとJACCSの2社のみです。
葬儀費用の分割払いの条件は?
限度額 10~500万円
返済回数 1~60回(頭金なし可・ボーナス併用可)
申込み~融資までの期間 2~3時間(原則1日以内)
年齢 20~75歳(完済時年齢)
保証人 原則不要
ウェブ申込みが24時間可能、来店不要
仏具などの組込み可
必要書類:本人確認書類(運転免許証etc.)、契約書、見積書
ローン金利は?
金利 8~18%(固定金利)
100万円を8.5%の金利で借入した場合は、5年で支払総額は1,230,960円になります。
オリコでローンを組むメリットや特徴は?
申込み~融資までが早く、最短で2~3時間で審査が完了しますので急いでいる方には嬉しい早さです。
葬儀社が仲介してくれますので、比較的審査に通りやすいとも言われています。
デメリットはなんと言っても金利の高さでしょう。
長期に渡って返済する場合や借入金が高額な場合は、ビックリする程の利息を支払う事になりますので、あわてて契約する前にろうきんや銀行のフリーローンも視野に入れてみることをおすすめします。
しかし借入金額が少ない、近いうちに生命保険金が受け取れるなどの場合は、一時的なつなぎ融資として借入し早期返済をしてしまえば利息は少額で済みます。
ただ全ての葬儀社が葬儀ローンを取り扱っているわけではありませんので、葬儀ローンを利用したいと思う場合には事前に確認しておきましょう。
葬儀ローンを利用出来る葬儀社であればカード払いに対応している場合も多いですが、リボ払いの金利は約15%ですし、限度額は葬儀ローンの方が余裕があります。
葬儀ローンの人気おすすめランキング第3位 銀行
銀行では「葬儀ローン」という葬儀に特化したローンはありませんので、「フリーローン」や「多目的ローン」といったローンを利用する事になります。
マイカーローンや教育ローンでは目的が制限される為金利は低いのですが、フリーローンの様な多目的用途となると金利はやや高めです。
ここでは大手都市銀行のフリーローンについて見ていきましょう。
葬儀費用の分割払いの条件は?
限度額 300万円程度まで
返済回数 7~10年
申込み~融資までの期間 最短2~3日(遅くとも1週間以内)
年齢 20~65歳以下(完済時年齢)
保証人 原則不要
仏具などの組込み可
必要書類:本人確認書類(運転免許証etc.)、所得証明書(100万円以上借入の場合)、契約書、見積書
最近は地方銀行でもこういったフリーローンが多く取り扱われるようになっています。
ただし追加条件として以下のものがあげられます。
銀行の営業区域に在住している
口座を持っている
前年度収入が審査の対象となる
住民票、届出印、印鑑証明書が必要
来店する必要がある
ローン金利は?
金利 4~14.5%(変動金利)
100万円を5.975%の金利で借入した場合は、5年で支払総額は1,159,219円になります。
銀行でローンを組むメリットや特徴は?
オリコなどの信販系に比べると金利はやや低く、インターネット上でローンの申込みが出来るのがメリットと言えます。
必要書類が多いので準備に時間がかかりますが、短期間で書類を準備出来るのであれば銀行のフリーローンもおすすめです。
返済期間が7~10年とオリコなどの葬儀ローンに比べて長いので、長期間にわたって安定的な収入が必要となります。
葬儀ローンは本当に便利?
最近では「終活」という言葉が定着しつつありますが、そういった方は大抵自分の葬式代くらいは・・・と貯蓄されている場合が多いものです。
しかし、
銀行などの金融機関は口座の名義人の死亡がわかった時点で、預金口座を凍結する様義務づけられています。
そのお金を引き出す為には遺産相続人全員の同意が必要となり、とても面倒な手続きをしなくてはなりません。
数ヶ月~半年かかる場合もあるので、葬儀費用に充てるのは少々無理があるかもしれないですよね。
また、生命保険の死亡保険金も受け取りに時間がかかります。
そういった時に葬儀ローンやフリーローンを知っているととても便利です。
気をつけなければいけないのは、大切な家族を送る最期の機会ですから「ローンを組むのならもう少し祭壇を豪華にしてあげたい・・・」なんて気持ちが出てくる場合もあります。
しかし葬儀が終わっても遺された家族の生活は続いて行きます。
毎月いくらまでなら支払えるのか、期間はどのくらいか、利息を入れるとどのくらいになるのか、葬儀の後に必要なお金はどのくらいかなどを把握した上で、無理のない範囲でローンを組まれることをおすすめします。
故人だって大切な家族がローンで苦しむなんて望んでおられないはずですから。
支払いやすい料金で利用できる葬儀社については、下のランキング記事を参考にしてください。
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