介護4年目の主夫一郎です。
介護認定の申請をするときに、おおよそのスケジュールだけでも知りたいと私は思っていました。
介護保険のサービスを、少しでも早く利用したかったからです。
さらに手続き時間の短縮を目的に、家族以外の誰かよく慣れている人が、この申請手続きを代行できるかどうかについても併せてチェックしました。
まずは介護認定の申請の流れを整理する
たいがい介護認定を申請しようとするときは、なにかと慌ただしいときだと思います。
他にやることが満載で、ひとつひとつの手続きや作業に費やす時間をできるだけ短縮したいときです。
その浮いた時間で、たいへんな人の面倒を看てあげることができれば、何も言うことはありません。
それでは前段として、実際の介護認定を申請する流れを確認したいと思います。
くどいようですが、介護サービスを利用するためには、そもそも介護認定の申請が必要です。
それ抜きでは次のテスップに絶対に進めません。
以下の6番目で、ようやく目的の介護サービスを利用することができます。
1. 要介護認定の申請
2. 認定調査・主治医意見書の依頼
3. 審査判定
4. 認定
5. 介護(介護予防)サービス計画書(ケアプラン)の作成
6. 介護サービス利用の開始
なお、さらに詳細な情報については、下記のサイトに掲載されています。
かんじんの「要介護認定の申請時に必要なもの」もリストアップされています。
「要介護認定 申請の流れ」(HOME’S介護)
介護認定の申請にかかる時間とその根拠を知りたい!
最初に、前述の厚生労働省のサイト「サービス利用までの流れ」の4. 認定の項目に書かれているとおり、介護認定の申請が完了し通知されるまで、原則最大30日 (1ヶ月!)もかかります。
「市区町村は、介護認定審査会の判定結果にもとづき要介護認定を行ない、申請者に結果を通知します。申請から認定の通知までは原則30日以内に行ないます。」
このことを最初に知ったときに私が思ったことは、とにかく時間がかかりすぎで、なんとかならないものかということでした。
ただ単に書類を提出するたけなのに、なぜ?と。
今回調べてみてあらためてわかったことは、この日数は根拠があるようで、決して適当ではない数字ということです。
というのも、下記の情報掲載・交換サイトに掲載されているように、実施内容を分解して所要時間を割り振っていけば、納得できるからです。
「介護認定の調査に来るまでの日数は?」(教えて!goo)
例えば、さきほど引用した厚生労働省の「サービス利用までの流れ」のなかで、下記3項目だけとって確認してみましょう。
要介護認定の申請した後のそれぞれのステップで、ふつうに連絡、調整、検討の時間がかかります。
ひとりで、1か所で作業をしているわけではないので、どんなに急いでもどうしても限度があります。
・認定調査・主治医意見書の依頼
・審査判定
・認定
なお念のためですが、この30日のなかには、サービス計画書(ケアプラン)の作成時間や、介護サービスを実際に利用するまでの待ち時間は含まれていません。
市区町村の認定以降の作業だからです。
介護認定申請の短縮をして、サービス利用を早めるワザ
何ごともそうですが、対象について精通している玄人と、さっぱりわからない素人では、処理速度と正確さと力の入れ具合はぜんぜん違います。
これだけわかりやすい関連情報として、公開されている介護認定の申請についても同様です。
であれば、最初から玄人のケアマネージャーに任せる選択をすれば、誰にとってもメリットがあるのではないでしょうか。
私が考えるケアマネージャーとは、困っている心身の状態についての情報を、介護認定の申請に必要な情報にうまく翻訳というか、変換していただける方です。
では果たして、介護認定の代行申請は可能でしょうか。
とても気になります。
もし何から何まで家族がならなければならないとなると、この申請自体、相当ハードルが高いといわざるをえません。
実際はどうなのか調べました。
結論は介護認定の申請は代行が可能です。
以下の情報掲載・交換サイトにしっかりまとめられていましたので、紹介します。
「介護保険の代行申請について」(Yahoo!知恵袋)
このことにより、ついにケアマネージャーの力を借りることができるようになります。
そして介護認定の申請にかかる自分自身の手間ひま、そしてストレスを減らすことができるようになります。
さらにはここが肝ですが、サービスの利用時期をも早めることが可能になります。
このテクニックを知っていれば、いたずらに憂鬱にならずに、また逆にイライラしない申請環境が整います。
とてもありがたいことです。
ぜひケアマネージャーの方に相談してみてはいかがでしょうか。
最後に、ケアマネージャーあるいは別の代行者によるこの作業は、家族の気つかないうちに実は行われているのではないかと私は考えています。
というのは、そもそも私は自分で手続きをしたことを全く覚えていません。
やり方についても今回調べることをしなければ、今後もずっと知らないままでいたでしょう。
このようなことを福祉に関するサービスとして、当然のことと受け取ってしまうのは簡単です。
そうではなくて、困っている人がそれ以上に困らないような仕組みをつくったり、改良したりすることに感謝する気持ちをもちたいものです。