仕事、家事、育児、介護など忙しい私たちはなかなか自分の生死について考える暇はないのではないではないでしょうか?
脅すわけではないですが、私たちはいつ死ぬか分かりません。
災害、事故、病気など突然の不幸に見舞われる可能性は0ではないのです。
突然亡くなった時、できれば家族に負担のないようにしたいですよね。
ちなみに、葬儀にかかる費用は葬儀の種類にもよりますが平均で200万円かかると言われています。
ですが、生前に葬儀について知っておくと費用をぐっと抑えることができますよ。
今回は葬儀社や葬儀の種類を比較して、高い費用をできるだけ安くする方法をご紹介します。
目次
葬儀を比較Part1:ホームページから費用を比較してみる
葬儀社はなくてはならないものですが、人の死を扱う場所なのでマイナスイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
私も以前までは葬儀社にマイナスイメージを持っており、できるだけ近づきたくないと思っていました。
ですが、母の誘いで付いていった葬儀社主催の終活セミナーで、葬儀にかかる費用や内容、葬儀のマナーや棺桶体験をすることによって、マイナスイメージが払拭されました。
同時に葬儀について無知なままでいると、葬儀社の言いなりの葬儀しかできないことを知り、積極的に情報を集めようと思うようになりました。
そこで、役立つのが葬儀社のホームページ。
最近の葬儀社のホームページは内容がわかりやすく、見やすいものとなっています。
様々な葬儀社がありますが、今回は葬儀社ランキングベスト5の葬儀社のホームページを見ながら費用を比較していきたいと思います。
葬儀の内容や種類によって葬儀費用は変わってきますが、ここでは一般葬(参列者100名まで)の費用を比較してみましょう。
葬儀社ランキングから一般葬の費用を比較!
葬儀社ランキングトップ5より一般葬の費用を以下にまとめてみました。
・シンプルなお葬式…498,000円
・小さなお葬式…638,000円
・アーバンフューネス…1,400,000円
・公益社…1,500,000円(基本プランなし。遺族との打合せによって葬儀費が決まる)
・小さなお葬式…638,000円
・アーバンフューネス…1,400,000円
・公益社…1,500,000円(基本プランなし。遺族との打合せによって葬儀費が決まる)
葬儀社のホームページから、一般葬の費用は500,000円~1,500,000円と葬儀社によって大きな差があることが分かります。
シンプルなお葬式や小さなお葬式では、一般葬が1,000,000円以下と葬儀費の全国平均と比較すると半分以下の費用になるのは驚きですね。
ですが、この2つの葬儀社の葬儀の内容を確認すると食事や返礼品の費用が含まれていません。
それは近年、葬儀で食事や返礼品をしないスタイルが増えてきているから。
葬儀社は食事や返礼品をなしにした格安プランを作ることができるようになったのです。
もちろん、シンプルなお葬式や小さなお葬式の葬儀社もオプションで食事や返礼品を付けることができます。
でも、オプションを付けると他の葬儀社と同じ値段になってしまいます。
もし、できるなら食事や返礼品がない葬儀を催したいと思う人が多いのではないでしょうか。
ですが、私の経験上これは地域によっては受け入れられないプランでもあります。
私は曾祖母の葬儀を手伝った経験がありますが、葬儀には近所の人や祖父母の知人が参列し、料理を囲みながら宴会が始まりました。
特に曾祖母が住んでた地域は古くからの繋がりが強いため、葬儀で参列者をもてなすのはごく普通のこととなっています。
このように、参列者へのもてなしが必須の地域も数多くあるのです。
葬儀を催す立場になった時は、地域の慣例を考慮しながら葬儀社を比較し決めていくと費用を抑えることができますよ。
葬儀社ランキングトップ5の詳細については以下のページをご覧ください。
葬儀社ランキングベスト5!生前に準備して家族の負担を軽減
葬儀を比較Part2:葬儀の種類で費用を比較してみる
葬儀社ランキングより一般葬の費用を比較しましたが、いかがでしたでしょうか?
全国平均200万円と言われている葬儀費用ですが、葬儀社によって費用がぐっと抑えられることが分かっていただけたかと思います。
先程は一般葬に注目して葬儀社毎の費用を比較しましたが、一口に葬儀と言っても実は様々な種類があります。
葬儀の種類によっては費用を安く抑えることができますので、生前に決めておくと家族への負担も少なくなりますよ。
ここでは、葬儀の種類と相場を比較していきます。
葬儀の種類と相場を比較
葬儀は大きく4種類に分けることができます。
以下に葬儀の種類とその相場をまとめました。
【火葬式】
通夜や告別式を行わず、ごく親しい身内だけで火葬のみを行う葬儀。
相場:200,000円以内
【1日葬】
通夜を行わず告別式のみを行う葬儀。親族を中心に20~30名が参列する。基本的に料理・返礼品はなし。
相場:350,000円~
【家族葬】
家族のみで行う葬儀。親せきや特に親しい友人・知人10~20名が参列する小規模な葬儀。
相場:500,000~1,000,000円
(返礼品・料理の有無によって変動)
【一般葬】
参列者が50~100名を想定した中規模の葬儀。
相場:500.000~2,000,000円
(規模や内容によって変動)
通夜や告別式を行わず、ごく親しい身内だけで火葬のみを行う葬儀。
相場:200,000円以内
【1日葬】
通夜を行わず告別式のみを行う葬儀。親族を中心に20~30名が参列する。基本的に料理・返礼品はなし。
相場:350,000円~
【家族葬】
家族のみで行う葬儀。親せきや特に親しい友人・知人10~20名が参列する小規模な葬儀。
相場:500,000~1,000,000円
(返礼品・料理の有無によって変動)
【一般葬】
参列者が50~100名を想定した中規模の葬儀。
相場:500.000~2,000,000円
(規模や内容によって変動)
このように葬儀の種類によって費用に大きく差が出ることをお分かりいただけたでしょうか。
特に火葬式は200,000円以内で葬儀を行うことができるので、家族の経済的負担はかなり小さくなるでしょう。
また、火葬式でなくとも1日葬や家族葬を選択するだけでも、葬儀費用をぐっと抑えることができますね。
私がもし死んだら、家族に見送ってほしいと考えているので、1日葬か家族葬を希望したいなと思っています。
一般葬にして遠方の友人に来てもらうのも気が引けますし、何より家族の経済的負担が大きくならないか心配です。
このように葬儀の種類の相場を比較することによって、自分がどの葬儀を希望するのかも検討しやすくなりますね。
家族に負担をかけないためにも、生前にどの葬儀を希望するか伝えておくと良いでしょう。
葬儀の種類とその相場については、以下の記事に詳しく掲載しておりますのでご確認ください。
葬儀の平均額は約200万円!葬儀の規模に応じた相場も紹介
葬儀の比較をすると自分の葬儀をイメージしやすくなる
今回は葬儀社や葬儀の種類を比較してみましたが、いかがでしたでしょうか。
一口に葬儀と言っても、葬儀社によって内容や費用は変わりますし、葬儀の種類によっても費用が大きく変わることがお分かりいただけたかと思います。
私は葬儀社の終活セミナーに参加するまで、葬儀と言えば一般葬しかないと思っていました。
ですが、終活セミナーに参加し自分で調べてみると、葬儀にも様々な内容や種類があり選択肢によって費用も大きく変動することが分かりました。
残念ながら葬儀社の中には、遺族が葬儀に無知なことを知ると葬儀費を高く請求する悪い会社もあります。
そこで葬儀社の言い値を支払うことがないよう、今のうちに葬儀について少し考えてみてはいかがでしょうか。
この比較があなたの葬儀の検討事項の参考になれば幸いです。